【平成最後の新しいお城】尼崎城について思ったこと・感じたこと。
兵庫県の尼崎市にできた新しいお城、その名も「尼崎城」。
これまでは、一般公開記念イベントのことやオススメする理由について書いてきました。
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シリーズ最後の今回は「思ったこと・感じたこと」を書き連ねます。
1・建築者がすごい
★個人が作った
こんな時期に作られた尼崎城ですが、作ったのは市や県ではありません。
お城の1階にそれが記されているのですが、作ったのはエディオン(ミドリ電化)の創業者である安保さんです。
要するに、一個人が作ったということです。
すごすぎます。
★お城が本格的すぎる
再建されるという話を数年前に聞いたときは、「お遊び程度のお城のような小さい建物が作られるのかな」と勝手に想像していました。
だって、一個人が作るのですから。
でも、実際に見に行くと、「お城のような建物」ではなく、「お城そのもの」でした。
お城のそばで、たまたま会った知らないおじいさんも言っていたのですが、いくら尼崎のためとは言え、個人でこれだけのことをするなんて、すごすぎると思いました。
★安保さんは尼の人ではない
しかも、今回、初めて知ったのですが、安保さんは、尼崎出身ではないのです。
確かに尼で商売を始めて、尼の人にはお世話になったのかもしれませんが、それだけでここまでできるとは、さすがミドリ電化を創業しただけの人ではあります。
例えば、わたしが今、住んでいる地でとてもお世話になり、感謝の気持ちがあったとしても、それだけのことができるかと考えると、ちょっと無理です。
2・史実
この新しい尼崎城については、「史実とは違う」という声もあるそうです。
わたしもわりと頭のかたい人間なので、忠実であった方が良いだろうという思いは少しはありました。
が、行ってみて思ったのは、お城ができることで、お城に行ってみたり、そこから尼崎の歴史に興味を持ったりすることができるということです。
実際、わたし自身も、これまではあの辺りに行ったことはありませんでしたが、行ってみることで、「次回は、もう少し散策したいな」という気になりましたし、お城の1階で少しだけ尼崎の歴史を知ることもできました。
ということで、史実とは違うかもしれませんが、「あれがきっかけで尼の歴史に関心を持つ人が増えるかもしれない」という意味では、とても意味のある再建だと思うのです。
3・呼び方
尼崎の人は、尼崎のことを「尼崎」とは言いません。
「尼」と言います。
駅名だって、「阪神尼崎」ではなく「阪神尼」です。
学校名も略します。
ということは、「尼崎城」も「尼城」と呼ばれることになるのでしょうか??
でも、お城名って、「彦根城」「長浜城」「大阪城」「姫路城」…、あんまり省略しませんね。
今後、呼び名にも注目したいと思います。
ちなみに、わたしは心の中では、もう「尼城」と呼んでいます。
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5・
おわり。
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