この仕事のしんどさの原因は、だいたい子どもではなくて大人同士の人間関係。(わたし調べ)
最近、神戸の小学校の教員間のいじめ・暴行の話がニュースで取り上げられています。
その話題を見るたびに、腹立たしさと呆れる気持ちがやってきます。
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で、自分のことも振り返ってみたのですが、
気持ちがしんどいときの原因って、子どもが原因じゃなくて、大人との関係が原因のことが多いなと思いました。
基本は、子どもが相手の仕事なのですが、やっぱり保護者・同僚など、大人との関わりも必要です。
なので、極端な話、どれだけ子どもとの関わりに難しさを感じても、大人(同僚・保護者)とそれらを共有できるなら、しんどさはあまり感じません。
逆に、どれだけ子どもが順調でも、大人(同僚・保護者)と思いが食い違ったり、ぎくしゃくしちゃったりすると、心が重くなります。
結局、子どもじゃなくて大人を見てるのか?と言われそうですが、やっぱり子どもはたくさんの大人で見ていくものだと思うのです。
だから、子どもに関わる大人たちの関係もとっても大事なのです。
そんな考え、わたしだけかな?と思っていたのですが、しゃべってみると、結構そんな人は多いようでした。
大人同士の人間関係の方が難しいよね、と。
こんなこと言ったら駄目なのですが、4月に自分が担任させてもらう学級が決まるとき、子どもよりも先生の配置や保護者さんがどうなるかの方が不安になってしまいます。
「どんな子でも大丈夫です。ありがたく持たせてもらいます。」って言うので、感心されるのですが、その裏には「それより大人はどうなるの?」というのがあるので、感心してもらうのは申し訳ないです。
まぁ、たいていは、ただの不安に終わって、ありがたい感謝の日々を送ることの方が多いです。
もちろん、人間なので意見が食い違うことも多々ありますが、こっちがしんどくなりすぎずに、うまく消化しながら・吐き出しながら歩んでいくしかないのだとも思っています。
こちらが悟りの域に達するしかない、と言い聞かせることもあります。
人生の修行です。
ということで、世の中の仕事の悩みの原因第一位が人間関係だというのは納得だし、だからこそ、子どもたちには今のうちから、そのあたりを意識した関わりをしていきたいとも思います。
難しいけど。
おわり。