先日、「ブックサンタ」というものに初めて参加しました。
「ブックサンタ」というのは、絵本を購入して、それをそのまま寄付したら、サンタがどこかの子ども(厳しい環境に置かれている子ども)に届けてくれるという取り組みです。
booksanta.charity-santa.com
数年前から始まっている取り組みのようですが、わたしは今年初めて知りました。
よく利用する本屋にポスターが貼ってあったので知ったのですが、その本屋さんも今年から参加したっぽいです。
・・・参加してみようと思った理由・・・
やってみようと思った理由は、簡単です。
元々、絵本が好きでよく買うし、それをレジで託すだけで参加できるなんて、お手軽だなぁと思ったからです。
あと、絵本をプレゼントすることは好きですし、自分が好きな絵本を誰かに届けられるのも素敵だなぁと思ったのです。
自分も楽しい・嬉しいし、どこかの子どもも喜んでくれるなんて、最高です。
・・・絵本の選び方・・・
ということで参加したのですが、普段、絵本を買うときって、読む子どもたちをイメージして買います。
「これ、あの子が好きそうやな。」とか
「あの子たちにこれを伝えたいな。」とか。
でも、ブックサンタは、具体的に「どの子」というイメージがない中、選ばないといけなかったので、結構迷いました。
わかっているのは、「厳しい環境に置かれている子どもたち」ということだけ。
なので、「しんみりする絵本とか、家族がどうとかの絵本ではなく、楽しい気分になれる絵本の方が良いのかな…」とか、「季節が限定される絵本じゃなく、一年間楽しめる絵本が良いかな…」とか、迷いながら選びました。
たぶん1時間くらい迷っていたと思います。
で、結局、選んだのは、シゲタサヤカさんの絵本2冊とねずみくんシリーズの中から1冊の計3冊を選んで寄付してきました。
シゲタさんの絵本って、ただただ単純に楽しめますからね。
・・・おわりに・・・
ちなみに、今回、わたしは期限ぎりぎりに寄付をしたので、どこかの子どもに届けられるのは、来年のクリスマスになります。
(それはわかっていたので、新刊を避けて絵本を選びました)
来年の今ごろには、わたしが選んだ絵本がどこかの子どもに届くのです。
喜んでもらえると良いなぁと思います。
「寄付者限定ページ」を見ると、届けられたときの写真や感想が載っていました。
誰かが喜ぶ顔って、良いなぁと思うのと同時に、「厳しい環境に置かれている子どもたち」の全員にこのサンタの情報がいっているのだろうか、とも思いました。
こういう取り組みを知ることができたり、申し込みができたりした人は良いのですが、本当に厳しい状況にあって、必死に生活をしている人全員に、この情報が届いているのだろうか…と。
まだまだ、寂しい思いをしている子どもはいるのではないだろうか…と。
あと、そもそも「クリスマスには、サンタに高価なプレゼントをもらえる」という風潮がどうにかならんかなぁということも思っています。
もらえるのが当たり前になってきているから、もらえなくて寂しい思いをする子どもが出てくるのだ、と。
いつからですか、そんな好きなプレゼントがもらえるシステムが始まったのは。
おわり。