ぐうたら人間のヒトリゴト~心・身・写・音・暮~

一人暮らしの日々、仕事のこと、世の中のことを日記・記録・メモ・独り言としてとりあえず綴る場所・・・

本屋さんが好きだ、という話。

わたしは、たぶん本屋さんが好きです。

 

最近は、時代の流れもあってか、個人で経営されている小さい本屋さんが減ってきているように思いますが、小さい頃や学生時代は、家の近くにいくつか本屋さんがあり、よく足を運んでいました。(カナエの前辺りにあった本屋さんは、今でもあるのかなぁ。)

 

よく、と言っても、子どもの頃は、自由に使えるお金も限られているので、毎月決まった雑誌を買うとか、はまっているマンガや小説をちびちびと買うのが精一杯でした。

お小遣いの残りが少ないときは、一冊買うのも、かなりの時間かけて悩み、考え抜いたものです。

友だちとお互いに別の物を買い、交換して読み合うこともしました。

 

学生時代にアルバイトを始めてからは、わずかですが自分で使える額も増えたため、じっくり考えることは少し減ったかもしれませんが、その分、小説などは近所に新しくできた古本屋さんで購入するという方法もとるようになりました。

 

好きな本を好きなだけ読めることにとても憧れをいだいていたわたしは、大きくなったら本屋さんになりたいと思っていた時期も少しだけありました。

わたしがよく行っていたような小さい本屋さんでは、店主さんが奥のレジ前に座ってのんびりしておられることが多かったのです。

おきゃくさんがいないとき(少ないとき)は、そこでひたすら本が読める…だから本屋さんになりたい…、そんなことを思っていました。

 

今は、新しい本屋さんに出会うことは減ってしまいましたが、昔は、行動範囲が広がると共に初めて見かける本屋さんに出会ったりして、わくわくしながら中に入ったものです。

少し遠くにある大きめの本屋さんに連れていってもらうときは、うきうきしたものです。

 

本屋と言えば、父方の祖父母が住んでいたところの近所の本屋さん、母方の祖父母が住んでいるところから一番近いところにあるであろう本屋さん、その両方の本屋さんは、わたしの頭の片隅に残っています。

お菓子屋さんでもなく、おもちゃやさんでもなく、本屋さんが記憶に残っているのです。

我ながら、不思議です。

 

そんなわけで、あまり自覚はないですが、きっとわたしは本屋さんが好きなのだと思います。

 

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今、住んでいるところでは、個人で経営されているような本屋さんを見つけることはできていません。

大きい書店を利用することがほとんどです。

月によってムラはありますが、時間があるときにふらっと立ち寄ってうろうろしています。

 

で、せっかくなので、購入した本を使ってここに何か記すことを月に一度を目安にやっていこうかなと思っている今です。