ぐうたら人間のヒトリゴト~心・身・写・音・暮~

一人暮らしの日々、仕事のこと、世の中のことを日記・記録・メモ・独り言としてとりあえず綴る場所・・・

無職の怖さと仕事があることの有り難さ。

現在、わたしは「1年毎の契約」のような勤め方をしています。

今のところ、ありがたいことに、10年近くも続けることができています。

そんなわたしですが、今までに何度か「無職期間」を経験したことがあります。

今回は、そのことについて、記します。


目次

1回目の無職期間

1回目は、4年間勤めた最初の職場を辞めたあとでした。
たしか、約3~4ヶ月ほどの「無職期間」だったと思います。

そのうちの3ヶ月は、実家にいたし、4年間の勤めで貯めていたお金もあったので、それほどつらくなかった気がします。
むしろ、これから始まる生活にワクワクしていたような気もします。

ありがたいことに引っ越して少ししたら仕事が見つかりました。
契約社員というパートみたいな職ですけど。

2回目の無職期間

3年半ほど勤めたパートみたいな職場を辞めたあとです。
たぶん、約1ヶ月ほどの無職期間だったと思います。

その仕事を辞めた理由は、病気でした。
病気がきっかけですが、ストレスがたまっていたので、
どちらにしてもそう長くは続かなかったと思います。

それでも、急な無職状態に少々焦りました。
収入がそれほどない職だったので、蓄えがほとんどなかったのと、
病気の影響で、次の仕事がないかもしれない…と思ったので。

有給を消化しながら療養し、その後、しばらくしたら回復に向かったので、
とにかく安定を求めて、正社員の仕事を探し始めました。

すると、結構すぐに見つかり、働きはじめることができました。

なので、このときは、療養で終わった無職期間でした。
(通院のため、ここで生活をしていましたが、実家には金銭的に助けてもらいました。)

3回目の無職期間

3回目は、正社員の仕事を2ヶ月で仕事を辞めてしまったあとでした。
あまりはっきりとは、覚えていないのですが、
このときは、2ヶ月くらいの無職期間だったと思います。

でも、これが一番つらい無職期間でした。

病気療養の無職期間で貯金も底をついてしまっていたことと、
せっかく見つけた正社員の仕事をたった2ヶ月で辞めてしまったショックとで、
ただただ絶望しかありませんでした。

ちなみに辞めてしまった理由は、自分でもよくわかりません。
朝になると、頭痛と腹痛が襲ってきて、行けなくなってしまったのです。

今から思うと、
療養後まもないときだったので、まだ働けるような精神状態ではなかったのかもしれません。

理由はどうであれ、仕事をしないと、生活していけません。
仕事を探したい気持ちと、
でも、また行けなくなってしまったらどうしようという気持ちとで、
気持ちだけが焦って、しんどかったことを今でも覚えています。

それでも、ハローワークには、常連になるほど通いましたし、
面接にだって、何度か行きました。
「そこで働きたい!」という思いがあるわけではなく、行動した証が自分でほしかっただけなので、採用には至りませんでしたが…。

しかも就職活動って、意外とお金もかかるのです。
収入がない中なので、それもまたつらかったです。

「行動に起こさないと」という焦りと、
「また、辞めてしまうかも」という怖さとで、
起き上がることもできず、一日中、横になっていたこともあります。

そんなときは、不思議なことに、夜になると安堵感でいっぱいになるのです。
夜は、もう行動しようがないので、行動を起こさないことへの罪悪感がなくなるのでしょうね。

そんな状況でしたので、正社員は諦め、
まずはリハビリがてら短期バイトから始めてみることにし、
なんとか無職期間を脱することができました。

ほっとした反面、
「また、すぐに辞めてしまったらどうしよう」
「社会復帰できない精神的な病気なのかも」
という恐ろしさもありましたが…。

そして、今

上に書いた短期バイトを3ヶ月ほどしたあと、
今の仕事にたどり着きました。

最初に書いたように、かれこれ10年くらい経ちます。

「2ヶ月で辞めてしまったらどうしよう」と最初は心配していましたが、
それも乗り越えることができ、今に至ります。

無職の怖さ

何が怖いって、ひとつは、金銭面に余裕がなくなることです。

「この服が買いたいけど、ちょっと足りない」なんてレベルではなく、
必要最低限のものすら買えないのです。
何を買うのも罪悪感が伴います。

家賃やガス・電気など、支払わないといけないものもあります。
なのに、収入がない。
恐怖です。

もうひとつ怖いのは、自分の能力に自信がなくなることです。

わたしだけかもしれませんが、
「このまま働けないのではないか」
「自分には何もできないのではないか」
と、気が滅入るのです。

「これ!」というしたい仕事がないからかもしれません。

おわりに

こうやってみてみると、どれも短い無職期間ですね。
でも、その最中にいるときは、永遠に続くのではないかというくらい長く感じました。
出口の見えないトンネルの中にいるような…。

そんな無職期間のつさらを思うと、今、こうやって働けていることは、
本当に幸せなことなのだろうなと思います。
まぁ、そう思っていても、ときには、しんどくなるし、現実逃避したくもなるのですが…。

次の「無職期間」は、いつになるのでしょう。
金銭面の恐怖を少しでも和らげるために、今のうちに「無職期間用資金」をしっかりと貯めておこうと思います。

ということで、無職期間を前向きに生きている方々を、わたしは本当に尊敬します。
わたしもそんな風に強くなりたいです。


おわり。



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