一人暮らしを始めたばかりの頃の家計簿や日記を読み返したら、若かりし私が奮闘している様子が伝わってきた。
いきなりですが、不要なものを少しずつでも処分していこうと思っています。
そこで、まず、思いついたのが、昔の家計簿や日記。
家計簿は、一人暮らしを始めてから最初の4年間だけ、つけていました。
今はつけていませんので、過去の家計簿なんて不要なはずなのですが、つけていた当時は、経済的に結構大変な時期でもあったので、その頃の苦労というか節約の意識みたいなものを忘れたら駄目だと思って、ずっと置いていたのでした。
が、実際にその家計簿を見返すことは、ほとんどありません。
かと言って当時の苦労を忘れたわけでもありません。
当時のことは、きちんと記憶の中に残っているのです。
だから、そろそろ処分の時期なのです。
ということで、久々に中身を見返しました。
1ヶ月の食費が5000円を切っている月もあります。
いろいろなスーパーをはしごして、がんばって安値のものを買っています。
でも、よくよく見ていると、おかしやら缶チューハイやらお楽しみのものも時々ですが入っています。
そんなささやかな贅沢を楽しみにがんばっていた自分が健気だなぁと思いますし、「いや、意外と節約の意識なんかなく、のんきに生活していたのかもな…」とも思います。
4年間ですから、4冊あるわけですが、やはりさすがに全部処分する気にはなれませんでした。
今後のためにも少しだけ残しておきます。
日記は、今も続けています。
厳密に言うと、今は枕元に置いているだけで、記入するのは、気が向いたときだけ(年に数回だけ)なのですけど。
そして、今回、処分するのは、最初の仕事をしていたときから一人暮らしを始めたばかりのころにかけての3年日記です。
一人暮らしを始めたころの心境なんて、なかなか読みごたえはありましたが、まぁ良いのです。
記録として残しておきたい気もするので、その方法はまた考えます。
その次に使っていた3年日記もあります。
それも処分しようかと思いましたけど、そこには無職のときのごちゃごちゃした葛藤が書かれていたので、それは残すことにしました。
きっと、今後もわたしは無職になることがあると思うので。
それにしても、家計簿と日記を見返していると、当時のことが色々よみがえってきます。
今とそんなに変わらないなぁと思うこともあれば、今のわたしと別人のように感じることもあります。
「仕事の悩みが今とそう変わらないなぁ。」とか、「アイスやチューハイを時々買っているのは昔からなのか…」とか。
と思えば、「この行動力はなんだ?本当にわたしか?」とか、「字を丁寧に書くとか漢字を使うのが目標って何があったのだ?」とか。
そんな懐かしさや戸惑いはありましたが、初心を思い出したという意味では、とても良かったです。
「過去があって、今がある」とも思いました。
おわり。
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