久しぶりに「今週のお題」で書こうと思ったら、今回のお題は「卒業」とのこと。
何を書こうか迷いましたけど、時々、話題になる「袴問題」について書いてみようと思いました。
「袴問題」というと、たいそうなことのような気がしますが、要は、小学生が卒業式で袴をはくのは賛成か反対かという話です。
勝手に「問題」という単語をつけて、大袈裟にして申し訳ありません。
本人次第
結論からいうと、わたしは「本人がそうしたいんやったら別にいいんじゃない?」という考えです。
でも、あくまでも「本人が」です。
親の自己満足のためなら、大反対です。
反対
ただ、以前は、袴は反対でした。
小学校の卒業式にそんなに服装に力を入れるのは、なんか違うと思うので。
普段よりちょっとおめかしする程度でいいやん、と。
それに小学生って、自分で働くことはできないのです。
すなわち、袴がはけるかどうかは、家の経済力にかかっているのです。
「はきたい」と思っても、経済的に難しい子もいるのです。
そんなことを思うと、余計に卒業式はシンプルに、と思うのです。
禁止について
だから禁止にしようという学校もあります。
もちろん、それでうまくいけば良いですが、わたしの中には、「じゃあ、どこまでなら許されるの?」という疑問が出てくるのです。
袴は駄目だけど、袴チックなスーツなら良いの?それも駄目なの?とか、
ド派手なスーツやドレスだったらどうなの?とか。
だったら標準服(制服)を…というのもあるようなのですが、そもそもわたしは小学生に標準服は必要ないと思っているので、問題外です。
ということで、もっともな理由で禁止をすることができて、尚且つみんなが納得できるなら袴は反対なのですが、そうではない現実を思うと、個々の判断に任せることしかできないのかな…という結論に至るのです。