全国水平社創立から100年経ったけど。
3月3日といえば、やっぱり「ひなまつり」なのか?
わたしも以前はだったが、今はそれと同時に「水平社創立の日だな」とも思うようになった。
1922年3月3日は全国水平社が創立された日。
そして、今年は2022年。
なので、創立から100年が経ったということ。
100年ってものすごい年数。
「100年しか」ではなく「100年も」と感じる年数。
なのに、差別は今も存在する。
「100年も」経ったのに、差別はなくなっていない。
当時の人たちは、この今を見てどう思うんやろう?と思う。
強い想い、願い、覚悟などを持って立ち上がったのに、100年経ってもまだまだ苦しんでいる人がいるなんて。
人が人を差別するって、本当におかしいことやなと思うけど、それがなくなっていないのが今の現実。
じゃあ、今のこの状況でわたしにできることって何?と度々考えるが、ありきたりな言葉でいうと「差別を見抜き、差別を許さない子ども」を育てるということと、「わたし自身があらゆる人に優しくすることを心がける」ということくらいしか浮かばない。
複雑でギスギスして余裕がないこの世の中。
この状況で「差別ゼロ」にするなんて、不可能なのだろうか。
とにかく、今日は、水平社宣言を読み直そうと思う。
人の世に熱あれ 人間に光あれ