厳密に言うと「今、話題」かどうかは、知らないのですけど…。
本屋さんで、表紙をこちらに向けた状態で売っていたので、
「もしかして、話題なのかなぁ。」と思っただけです。
もしくは、「話題にしたいのかなぁ。」と。
購入のきっかけ
「今、話題」かどうかは、さておき、
もともと、本屋には、これを買うためではなく、
「洞窟オジサン」という本を買うのが目的で行きました。
(洞窟オジサン:加村一馬)
でも、なんとなく
「これだけを買うのは、なんだかなぁ。」と思い、
店内をうろうろしていたところ、表紙の羽田さんと目が合い、買うことになったわけです。
いや、ただ目が合っただけが理由の「衝動買い」ではなく、
事前に「フィクションか、ノンフィクションか、わからない不思議な作品」ということは聞いていたので、
読めそうなら読んでみたいなぁとは思っていたのです。
感想
で、昨夜、読み終えましたが、
「確かによくわからない。」が最初の感想でした。
実は、前半は買ってすぐの頃に読んだので、わりとしっかり読んだのですが、
残りの後半は、昨日、ざ~っと急いで読んだのです。
なので、特に最後がよくわかりませんでした。
「え?どういうこと?いつ現実の世界に?」という感じで。
本とわたし
思えば、わたしがこういうジャンルの本を読むのは、本当に久々です。
最近は、仕事関係の本か、エッセイのような気軽に読めるものしか、手にとっていなかったので。
ですので、後半を読みながら
「集中して読むということが、できなくなってきているなぁ。」ということを感じました。
またまた感想
ということで、
しっかりと読み込めてはいませんが、もうちょっと具体的に感想を書くとすれば、
「テレビの世界というか、有名人の生活のようなものを
体験しているような気になれるのは、面白かった。」です。
お弁当のくだりとか、
新幹線の感じとか。
一日にいろんな仕事をこなしているところ、とか。
何度もいうように、後半は集中して読めませんでした。
そのせいか、やたらと長く感じましたし、疲れました。
(中だるみする、という感じ?)
まあ、でもそれは、作品のせいというよりは、わたしの集中力のせいでしょう。
そんな中でも、「うまいこと表現するなぁ。」というような言い回しが所々に出てくるので、
語彙や表現力の乏しさを感じているわたしには、とても新鮮で勉強にもなりました。
読書が好きだった頃(本をよく読んでいた頃)に感じていた感覚がよみがえってくる瞬間もあったので、読んで良かったです。
ということで、
最後がよくわからなかったので、近いうちにまた読み返そうと思います。
あと、テレビに出ている羽田さんは、その辺にいる若者にしか見えず、
こんな長い作品を書けるような人に思えなかったのですが、
これを読んで、「あの人は、本当に作家さんだったのだなぁ。」と実感しました。
ついでに、他の作品も読んでみたいなぁと思いました。
まぁ、まず、その前に「洞窟オジサン」を読みたいです。
おわり。
(現在3月28日の午前5時。完全に昼夜が逆転している…)