昔は、見た目が老けていくことが嬉しかった。
以前のわたしは、若く見られることが多くて、それが少し嫌でした。
幼い部分や頼りなさがあるように見えて、嫌だったのです。
(実際、幼いし頼りないのですが…)
なので、早く老けたいなぁと思っていました。
・・・嬉しかった1・二の腕が太くなる・・・
あるとき、職場のトイレの鏡に写る自分を見て、「おおっ」と思いました。
二の腕をはじめとする上半身が太くなっていたのです。
それまでのわたしの体は、バランスが悪くって、「上半身は華奢で下半身がどっしり」という感じでした。
なので、「バランスが良い体になった!」と喜んだわけです。
我ながら、肉がついた上半身は、なかなかいい感じでした。
・・嬉しかった2・目尻のシワ・・・
これもまた、初めて発見したときは、嬉しかったものです。
「これで、ちょっと落ち着いた感じの人に見えるかな?」
と、わくわくして、シワに見とれてしまったほどです。
・・・なのに、今は・・・
あれだけ嬉しかった見た目の老化現象ですが、
最近は、ちょっと憂鬱になってきています。
二の腕だけでなく、お腹のお肉…
目尻のシワだけでなく、深くなる法令線…。
老化というものは、うまい具合にちょうど良いところで止まってはくれないのですね。
わたしが理想とする老け具合を通り越してしまいました。
・・・これがシミというものですか・・・
なぜ、このタイミングで、こんな話題を書いたのかというと、
先日、とうとうシミらしきものを見つけてしまったからです。
9月に一気に日焼けしたのは良いのですが、
その後、しばらくしてよ~く見ると、どうも鼻の頭や頬にまだらに黒いところがあるのです。
「もしかして、これがシミというものですか…。」という感じでした。
なかなかの衝撃です。
冬になり、日焼けが落ち着いてくると、
シミも薄くなってくるのでしょうか…。
それとも、もうこのまま消えないのでしょうか…。
おわり。