写真って、結局は行動力なのかな?
いろいろな人の写真を見ていると、「写真って性格が出るなぁ」と思います。
いや、会ったこともない人たちなので、実際の性格なんて知りませんけど。
でも、なんとなく撮る人によって傾向があるというか、撮る雰囲気がそれぞれ違うというか、なんかそんな感じがします。
斬新だったり、ふんわりだったり、パワフルだったり、きっちりだったり、ロマンチックだったり、ダークだったり…。
「元々持っているセンスと性格とが合わさって形になったものが写真」みたいな気もしてきます。
わたしなんかは、わりと頭がかたいので、面白味も大きな特徴もない平凡な写真に仕上がってしまいます。
アートのセンスもありませんしね。
あと、最近は、「結局、写真って、技術よりも“良いロケーションを見つけられるかどうか”なんじゃない?」とも思い始めています。
例えば、みなさんの紅葉の写真なんかを見ていても、惹かれる写真って、そもそも場所が良いのですよね。
「すごいなぁ、このイチョウ並木」みたいな。
「ここ、きれいなぁ、紅葉の絨毯みたいやな」みたいな。
なので、「カメラの技術よりも、そういうところを見つける力・そこに出向く行動力の方が大事なのかなぁ」と思ってしまいます。
だったら行動範囲が狭いわたしには無理だなぁと。
…と、なかなか手応えがある写真が撮れないので、あれこれぼやいてしまうこの頃です。
嘆いていていも仕方ないので、小さな範囲でのんびり撮り歩いて、身近な場面を切り取ることをしてみていますが、上達への道はほど遠い感じです。
紅葉も終わったので、次の被写体はなんですかね。
おわり。