若いときには、わからなかったこと。
年齢を重ねていくと、体がしんどくなってきます。
「疲れ」というものが、ずっしりと体にのしかかってくるようにもなってきます。
子どもの頃は、
大人が「腰が痛い」とか「膝が痛い」とか「疲れた」とか言っているのを聞いても、全く理解できませんでしたが、今は、心から理解できます。
例えば、「電車などで高齢の方に席を譲ること」も以前は頭で理解していましたが、最近は、心の底からその必要性がわかる、という感じです。
今まで、それらの「しんどさ」を軽く見ていたことが本当に申し訳ないと思います。
「物忘れ」だって、そうです。
昔、母と話しているときに、「前にも言ったやん。」「前もその話聞いたで。」ということがよくありましたが、今、自分もそんなようになってきています。
そんな風に、若いときには、わからなかったですが、そんないろいろなことが今、よくわかるようになってきています。
ですので、自分より年配の方が遅くに仕事をしていると、とてもありがたいような、心配のような気持ちになります。
ちょうど昨夜、わたしが22時過ぎに帰宅していたときも、道路工事?の周囲で交通整理をしてくれていた方がおられたのですが、結構年配の方に見えました。
自転車のわたしが安全に通れるように誘導してくれました。
とてもありがたかったですし、申し訳なかったです。
遅い時間に働いておられてすごいなぁとも思いました。
それも、もしわたしが若かったら思わなかったことだと思います。
そんなわけで、年を取ることでわかることもあるので、年齢を重ねるのもなかなか悪くないなぁと思います。
ただし、体力は人それぞれなので、例えば、昨夜の方も「若いヤツより体力には自信がある!全然しんどくないぞ!」という方かもしれません。すみません。
もし、そうであってもありがたいことには、変わりありませんけど。
おわり。
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