コロナのどさくさに紛れて退職したのは正解やったのか?それとも…。
先日、仕事を辞めました。
紛らわしいタイトルにしてしまいましたが、新型コロナウイルスのせいで辞めたのではありません。
ですが、タイミングとしては「どさくさに紛れた」ようなもんです。
無職になった今、「今回、退職をしたのは正解やったな」と思ったり、「いや、そうなのか?」と思ったりすることがあります。
・・・あっけない終わり・・・
こんな状況だったので、「例年のような3月」を過ごすことなく終わりを迎えました。
「例年のような3月」というのは、「卒業まであと○日」みたいなカウントダウンとか、「これが最後の給食」「これが最後の普段着姿」「これが最後の…」みたいな“最後”のオンパレード祭りとか、がある3月です。
それがない3月だったので、「あとから振り返ると、あれが最後の給食やったのか(献立は全く覚えていない)」という感じでしたし、休校のせいで子どもと過ごせたのは一瞬でした。
ただ、「最後だからきちんと終わりたかった」と悔やんでいるかというと、意外とそうでもありません。
これはこれで良かった気がしています。
2月で終わって、3月の1ヶ月を使って気持ちを整理するという感じで過ごせたので。
教室の片付けなども、少しずつ進められましたし。
何より、こんな中途半端な終わり方、めったに経験できることではないですからね。
(6年生には、きちんと最後を過ごさせてやりたかったとは思います)
・・・自宅待機し放題・・・
そして、4月。
日本では少しずつ新型コロナウイルスの感染者が増えてきています。
どうやら、バセドウ病にはこのウイルスはあまりよくないらしいです。
(ネット情報なので、どこまで正しいかは不明)
それを知った途端、「もしや、わたしは自宅待機をしやすくするために辞めたのか?」と自分の選択をほめたくなりました。
辞めてなかったら、毎日、出勤せなあかんかったと思うので。
あと、今は外出自粛が広く呼び掛けられています。
実は、これまでの無職期間は「働いていないことへの罪悪感」みたいなものがあったのですが、今回はそれを感じずにすんでいます。
「わたしは感染したらあかんねん」とか「外出自粛せなあかんねん」みたいな言い訳ができるから罪悪感を感じないのでしょうか。
・・・就職活動できず・・・
と言っても、生活のためには、いつか働かないといけません。
でも、こんなときに、わたしにできる仕事はあるのでしょうか。
もしかして、落ち着くまで働けない?
いつになったら落ち着く?
という思いが少しだけあります。
・・・どうせ休校・・・
「GW明けまで休校」ということが色々な自治体で決まっていっています。
休校でも大人は出勤するような気もしますが(3月の臨時休校中は、ずっと出勤していました)、休校となると、時間的余裕ができますし、体力的にもずいぶん負担は少ないです。
結果論ですが、「もしや、別に退職しなくても、少しは休めていたのか??」と少しだけ思いました。
でも、働いていたら、先の見えない毎日に「いつから始まるねん!」などと、もやもやしていたと思います。
今日みたいな暴風雨の中、出勤しないといけませんし。
・・「無職の間にしたいこと」ができにくい・・
前回、「無職の間にしたいこと」を書きました。
ama-shinon.hatenablog.com
が、この状況ではできにくいものもあります。
遠出とか。
まぁ、でも「読書」や「部屋の片付け」などは、バンバンできますね。
…ということで。
このタイミングでの退職が正解やったのか、そうでなかったのかは知りませんが、
今、ストレスが少ない毎日を過ごすことができているので、わたしにとっては今のところは正解だったのだと思います。
今、世の中が大変なことになっています。
だから、今、書いたようなことは、もしかしたら「不謹慎」なことなのかもしれません。
ですが、大変なことを前向きに考えようとしてみただけですので、許してください。