生きるか死ぬかの瀬戸際にいる人のための。
新型コロナウイルス。
去年の今ごろは、こんなこと想像もしていなかったと思います。
1年前の今ごろは、「もうすぐ10連休だね」みたいな時期でしたね。
今年の2月に入ったぐらいから少しずつ怪しい気配を感じ始め、3月から学校は休校になりました。
「4月からは学校は始められるのかなぁ??」などと言っていましたが、気がつけば感染者が激増し、緊急事態宣言も出されました。
とりあえず一言でいうと「大変なこと」になっています。
何度か書いているように、わたしは今、無職です。
ですが、これは「計画的な無職」というか、自分で望んだ無職です。
だから、わりと心穏やかに過ごしています。
でも、世の中には、望んでいたわけではなく、この新型コロナウイルスの影響で「仕事がない」という状況に陥ってしまった人がたくさんいると思います。
わたしみたいに「とりあえず少しの間なら自分一人が食べていけるくらいの蓄えがある」という人は良いです。
が、そうではなく、家族を養っていたり、蓄えがなかったりする人も世の中にはたくさんいます。
そんな人たちにとっては「仕事がない」というのは、死活問題です。
人って不思議なもので、なにもしなくてもお金がいります。
例えば、「食費の節約のために、しばらく食事は抜きにしよう」と我慢をしても、家賃やら税金やらなんかよくわからない出費がうじゃうじゃあるのです。
生きるってお金がいるんやな、と本当に嫌になります。
たぶん、今現在、「来月はどうしよう」ではなく「明日はどうしよう」と切羽詰まっている人はたくさんいると思います。
って、今さら、わたしが言わなくても、そんなこと誰もがわかっていることだと思います。
ですが、そんな「誰もがわかっている状況」があるというのに、そんな人たちを救う・支える動きがなかなか見えないのは何故でしょう。
いや、わたしが知らないだけで、しっかりとおこなわれていたら良いんです。
けど、おこなわれていませんよね、たぶん。
もちろん、困ってる人たちに言われるがまま・やみくもに・すぐにポンポンお金を支給するなんてことは無理なのでしょう。
でも、2月から、すでに怪しい気配がありましたやん。
百歩譲って、3月には、いつかこうなることは目に見えてましたやん。
なのに、「明日、どうしよう」と生きることに困っている人に、まだ何もできていないって、今まで何のために税金をとってきたのだ??と不思議で仕方ありません。
今、言うことちゃいますけど、日本はいらんことにお金を使いすぎやねん。
ホンマは、こういうときに使わなあかんねん。
たぶん、この新型コロナは、すぐには落ち着きません。
素人なんで勝手なことは言いませんけど、だらだら続きますよね、きっと。
国は「1年くらい生活していけるくらいの資金を思いきってみんなに支給せなあかんかもなぁ」くらいのことは想定しているのでしょうか。
マスク2枚とか30万のこととかは、別にどうでも良いです。
やりたいんやったら、どうぞやったら良いです。
でも、それとは別に、何をすべきか、一度、きちんと考えるべきです。
自粛と言っても、それぞれの生活はこれからも続くのです。
生きていくためのお金。
エライ政治家さんには、それが想像できない人が多いのかもしれません。
国をあてにすることができないのなら、わたしたちは、一体どうしたら良いのでしょう。
わたしたちは、何ができるのでしょう。
とにかく、困っている人を見捨てる国になったら駄目やと思います。