薬を飲んだのか飲んでないのか。
<今日の川柳>
最近の 睡眠時間は 十時間
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「薬を飲んだのか飲んでないのかわからなくなる」と聞いても昔は全く共感できませんでした。
「“飲み忘れ”はあっても、“飲んだかどうか”はわかるだろう」と。
ですが、とうとう「飲んだかどうかわからなくなる現象」がわたしにも訪れました。
一日一回の飲み薬。
毎日のこととなると、習慣になりすぎて、逆にダメなようです。
嘘みたいにホントにわからなくなったのです。
「あれ?まだ飲んでないんやったっけ?」「いや、飲んだ気もする」と。
それでも最初は、「わからんのは今日だけや」「明日はちゃんと意識して飲もう」と思ってがんばっていました。
ですが、飲む時間になると無意識に飲んでしまいます。
で、また、「あれ?」となります。
ちなみに、薬だけじゃなく、火の元なども少し不安なことがありました。
外出先で急に「あれ?ちゃんと消してきたっけ?」となったりして。
…と、少し話はそれましたが、そうやって、飲んだかどうかわからなくなることが何回も続いたので、もう自分の力を信用するのはやめました。
薬に日付を記入する方法に頼ることにしたのです。
というのが少し前の話。
不思議なことに今は、書かなくても過ごせています。
仕事をしていないと脳に余裕が生まれるのでしょうか。
おわり。