おめでとうの記念に1年前の消しゴムはんこと比べてみる。
「消しゴムはんこ」の作製に挑戦しはじめたのは、2021年8月。
早いもので、あれから1年が経ちました。
長年、「趣味」と言えるものがなかったわたしですが、1年も続いているのですから、もう「趣味」と言っても良いのではないか?と思っているこの頃です。
と言っても、この1年、毎日のようにコツコツ彫っていたわけでもなく…。
なんなら、1ヶ月くらい全く彫らない時期が何度か訪れたくらいの適当な状態で…。
具体的にいうと、作製した数は1年で350くらいでしたので、平均するとぎりぎり「1日1個」になるかな…くらいの「のんびりペース」で取り組んでいたわけです。
まぁ、それでも、1ヶ月もの空白ができても、また再開するなど、なんだかんだで、そんなに飽きずに1年続いているのですから、良しとします。
ということで。
1年経って、自分がどれくらい進歩したか確かめてみたくなるのが消しゴムはんこ人間の心。
始めたばかりの頃に彫った「鯛」か「ヒラメ」かよくわからない「おめでたい」と全く同じものを、試しに彫ってみることにしました。
【一番左の鯛】
初期作品
【二番目の鯛】
今回の作品
彫るところと残すところも初期作品と同じにしてみた
【三番目の鯛】
「今のわたしならこう彫りたい」と思って彫ったもの
文字の部分もちゃんとしようかと思いながらも、面倒になってきたので、結局白抜きで済ませた
なのでデザインとしては違和感ありまくりな仕上がりになった
はい。そんなに変わらない??という気がしないでもないですが、よく見ると全然違いました。
初期作品である一番左は、材料が違う(たぶん今のよりちょっと硬い)ので仕方ない部分もあるですが、初期は彫り跡が汚いし、線もたいぶ不安定だということが、よくわかります。
もちろん、今回作ったものも、まだまだ不十分なところがたくさんあるのですが、こうやって比べてみると、「1年で少しは進歩してるのかもな」と感じます。
最近、作業をするたびに、
「いつまで経ってもうまくならんな」
「結局は、こういうのに向いてないんやろな」
と思っていたところなので、こうやって、試してみて良かったです。
ただ、実はこれくらいのレベルになったのは最近というわけでもなく、結構前からこれくらいでした。
すなわち、わたしのレベルは今が限界なのかもしれません。
百歩譲って、もしかしたら「印影」はもうちょっと上達する可能性があるかもしれません。
が、「印面(彫り跡)」がどうがんばってもレベルアップしそうにないのです。
本当に上手な人は、びっくりするくらい彫り跡が美しいです。
すっきりつるつるです。
それを目指して何ヶ月もがんばってみていますが、今のところ「進歩の兆しなし」です。
まぁ、それでも彫ること自体は楽しいので、これからも飽きない限りはぼちぼち続けていきたいです。
最後に道具たち。
ほぼ100均のものです。
安上がりな趣味です。めでたし。