ぐうたら人間のヒトリゴト~心・身・写・音・暮~

一人暮らしの日々、仕事のこと、世の中のことを日記・記録・メモ・独り言としてとりあえず綴る場所・・・

顔面神経麻痺になって思ったこと(3)

ama-shinon.hatenablog.com
ama-shinon.hatenablog.com
のつづき。


以下、過去の記録を貼り付け*****


働けなくなって、思った。
「働けるってありがたい」
「健康ってありがたい」
そして、
「顔が治ったら、どんな仕事でもしますから、神様たすけてください」
と、ことあるごとに祈った。

なのに、いざ回復しはじめて、新しい職に就いたと思ったら、二ヶ月で辞めてしまった。
そもそも、その職に就いた理由もわからない。

病気をきっかけに「お金の必要さ」を知った。
だから、安定した職(正社員)に就きたかった。

まだ顔が完治していなかった。
再発の不安も勝手に抱いてた。
だから顔を隠せる仕事がしたかった。

今年で29歳になる。
だから新たなことをするのは最後のチャンスのような気がした。

そんなことを総合した結果、そこを選んだような気がする。


そして今、またフラフラしている。
「なんでもしますから」と誓ったくせに、なんにもしていない。
働けるだけでありがたいのに。


ちなみに病気はひとまず治った。
時々、違和感はあるが、ひとまず治った。

人によって、回復のペースは様々で、半年かかる人もいれば、一年かかる人もいるし、
ある程度回復したらもうそこで回復が止まってしまい、後遺症が残る人もいる、
と聞かされ、最悪の事態を覚悟して、
でものんびりと過ごしていたら、お医者さんもビックリの猛スピードで回復していった。

3月7日に通院終了。

「ちゃんと言われた通り仕事をセーブしてくれたからだね」
「きっと若いからだね」
「良かったね」
と先生はひたすら誉めて喜んでくださったが、
ほんとうに私は何もしていない。

ここまでに回復したのは、きっと
先生のおかげ。
先生以外の病院の人のおかげ。
仕事を休ませてくれた職場の人のおかげ。
アドバイスくれた弟のおかげ。
呑気な家族のおかげ。
要するに周りの人たちみんなのおかげ。

一人が好きで、人付き合い悪いわたしだが、
人って人に助けられてるんやな、と知る。


なぜ今更、こんな暗くて辛気くさい話をわざわざ書き留めているのか、って、
別に「わたしって不幸でしょ?」とアピールしてるわけでなく「わたしって凄いでしょ」と自慢してるわけでもなく。

神様に誓ったにも関わらず、今、こんな状況にある自分。

喉元過ぎれば熱さ忘れる、
ではダメ。
贅沢は敵。
初心を忘れるな。
と。

あの経験を無駄にするなよ、
と。

散々周りに心配・迷惑をかけたんやから、しっかり恩返しせぇよ、
と。

働けるってありがたいのだから、働けよ、
と。

な?



つづく。

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