絵本が読みたい。
今日、こんなニュース記事を見かけました。
www.oricon.co.jp
もともとは「あっ、この商品、スーパーで見たわ!」と思いながら読み始めたのですが、読んでいる途中で、無性に絵本が読みたくなりました。
「一人で読む」でも良いですが、読み聞かせがしたい感じの衝動です。
子どもたちの前で絵本を読んでいるときのわくわく感がよみがえってきて、懐かしいような不思議な気持ちになりました。
みんなでホットケーキを作る前に、この記事に出てきた絵本を数冊読んだことがあるから余計に懐かしさを感じたのかもしれません。
さて。
何度か書いたことがあるかもしれませんが、わたしの場合、純粋に「絵本が好き」というよりは、「誰かに読むのが好き」なのだろうと思います。
(あまり長い本は避けてしまいますが)
絵本にじっと見入る子どもたちの表情。
子どもたちの感情が伝わってくるような感覚。
楽しさが共有できるようでわくわくする感じ。
わたしが気づいていないところに気づく子がいる面白さ。
うまく言えませんが、子どもたちの感情が動く様子を見るのが好きなのかもしれません。
芸人さんが、その仕事を目指した理由を「人を笑わせたいから」と言っているときがありますが、それと似たような感じかな?と思ったり思わなかったりします。
それにしても、絵本ってすごいですね。
おわり。
<追伸>
もちろん、ホットケーキもすごいですし、ホットケーキは大好きです。
一時期は、毎週末に山盛りのホットケーキ食べていましたから。
今も棚の中には、粉のストックがありますし。
「こどもの日」にちなんで、今年は本を数冊紹介する。
2018年と2019年のこどもの日は、本を紹介していました。
ama-shinon.hatenablog.com
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今回は、もう仕事もしていないので、無理だなと思っていたのですけど、3回続けたら、シリーズみたいだし、3回というのはキリが良い気がしたので、チャレンジしてみることにしました。
たぶん、来年はしません。
条件は、「昨年のこどもの日以降に買った本から選ぶ」です。
●教育事始(外川正明)
昨年の夏休みに読みました。
外川先生の今までの取り組みというか、エピソードが載っていて、とても勉強になりました。
「濃さ」を感じました。
●ケーキの切れない非行少年たち(宮口幸治)
昨年の秋に読みました。
特支につながるというか、「うん、うん」と頷ける内容だらけの本でした。
読んでいる途中に「この人、コグトレの人なのか…」と気づきました。
●校則なくした中学校…(西郷孝彦)
昨年の冬休みに読みました。
これと似ていますが、「学校の当たり前をやめた(工藤勇一)」というのも昨年に読みました。
どちらも中学校です。
小学校ではこういうことは無理なのかなぁ、小学校ももっとのびのびできる場所になったら良いのになぁと思いながら読みました。
●AIに負けない子どもを育てる(新井紀子)
昨年の秋に買いましたが、読めたのは、先日です。
あまりにも分厚いので、そっと置いたままになってしまっていたのです。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」の続編みたいなものです。
●文化に出会い友だちに出会う…(羽田千恵子)
昨年の秋か冬に読みました。
情熱とか温かさとかを感じる本でした。
これくらい子どもたちの内面に迫るような濃い日々を送りたいなと思った気がします。
●よのなかルールブック・生きかたルールブック
どっちがどんな内容かは、忘れてしまいました。
●ちゅーちゅー(宮西達也)
「にゃーご」の姉妹本。
まず「にゃーご」に出てくる純粋なねずみと、その純粋さに翻弄されるねこが良いのです。
で、それをふまえた上での「ちゅーちゅー」は、良いのです。
本当は、いいなと思った本が、もうちょっとあるのですけど、タイトルを控えないまま、職場に置いてきてしまいました。
なので、紹介できません。
残念です。
「ブックサンタ」に初めて参加した。
先日、「ブックサンタ」というものに初めて参加しました。
「ブックサンタ」というのは、絵本を購入して、それをそのまま寄付したら、サンタがどこかの子ども(厳しい環境に置かれている子ども)に届けてくれるという取り組みです。
booksanta.charity-santa.com
数年前から始まっている取り組みのようですが、わたしは今年初めて知りました。
よく利用する本屋にポスターが貼ってあったので知ったのですが、その本屋さんも今年から参加したっぽいです。
・・・参加してみようと思った理由・・・
やってみようと思った理由は、簡単です。
元々、絵本が好きでよく買うし、それをレジで託すだけで参加できるなんて、お手軽だなぁと思ったからです。
あと、絵本をプレゼントすることは好きですし、自分が好きな絵本を誰かに届けられるのも素敵だなぁと思ったのです。
自分も楽しい・嬉しいし、どこかの子どもも喜んでくれるなんて、最高です。
・・・絵本の選び方・・・
ということで参加したのですが、普段、絵本を買うときって、読む子どもたちをイメージして買います。
「これ、あの子が好きそうやな。」とか
「あの子たちにこれを伝えたいな。」とか。
でも、ブックサンタは、具体的に「どの子」というイメージがない中、選ばないといけなかったので、結構迷いました。
わかっているのは、「厳しい環境に置かれている子どもたち」ということだけ。
なので、「しんみりする絵本とか、家族がどうとかの絵本ではなく、楽しい気分になれる絵本の方が良いのかな…」とか、「季節が限定される絵本じゃなく、一年間楽しめる絵本が良いかな…」とか、迷いながら選びました。
たぶん1時間くらい迷っていたと思います。
で、結局、選んだのは、シゲタサヤカさんの絵本2冊とねずみくんシリーズの中から1冊の計3冊を選んで寄付してきました。
シゲタさんの絵本って、ただただ単純に楽しめますからね。
・・・おわりに・・・
ちなみに、今回、わたしは期限ぎりぎりに寄付をしたので、どこかの子どもに届けられるのは、来年のクリスマスになります。
(それはわかっていたので、新刊を避けて絵本を選びました)
来年の今ごろには、わたしが選んだ絵本がどこかの子どもに届くのです。
喜んでもらえると良いなぁと思います。
「寄付者限定ページ」を見ると、届けられたときの写真や感想が載っていました。
誰かが喜ぶ顔って、良いなぁと思うのと同時に、「厳しい環境に置かれている子どもたち」の全員にこのサンタの情報がいっているのだろうか、とも思いました。
こういう取り組みを知ることができたり、申し込みができたりした人は良いのですが、本当に厳しい状況にあって、必死に生活をしている人全員に、この情報が届いているのだろうか…と。
まだまだ、寂しい思いをしている子どもはいるのではないだろうか…と。
あと、そもそも「クリスマスには、サンタに高価なプレゼントをもらえる」という風潮がどうにかならんかなぁということも思っています。
もらえるのが当たり前になってきているから、もらえなくて寂しい思いをする子どもが出てくるのだ、と。
いつからですか、そんな好きなプレゼントがもらえるシステムが始まったのは。
おわり。
【絵本300冊突破記念】わたしが好きな絵本。(純粋編:下巻)
このGWに本を数冊買いました。
その中には絵本もあります。
帰宅して、本の記録を見ると、絵本購入数(自分のために買ったもののみ)が、なんと300冊を越えていました。
理想は1000冊くらい欲しいので、まだまだなのですけど、ちょっとうれしかったです。
ということで、記念に「わたしが好きな絵本」をピックアップしてみることにしました。
(好きな順に掲載しているわけではありません。適当です。)
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●昭和のお店やさん
元々、レトロな感じが好きなので、これはとても気に入りました。
わたしが生まれたのも昭和ですが、ここで描かれているのは、もっと前の昭和の風景です。
●おおきくなるっていうことは
おおきくなるっていうことは、そういうことなのです。
●いつもいっしょに
初めて読んだとき、グッときたので。
●おおかみのおなかのなかで
なんでしょうね、この面白さ。
シュールな感じ。
ということで、3回に分けて書きましたが、これからも絵本収集をしながら、好きな絵本に出会っていきたいなと思っています。
おわり。
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【絵本300冊突破記念】わたしが好きな絵本。(純粋編:中巻)
このGWに本を数冊買いました。
その中には絵本もあります。
帰宅して、本の記録を見ると、絵本購入数(自分のために買ったもののみ)が、なんと300冊を越えていました。
理想は1000冊くらい欲しいので、まだまだなのですけど、ちょっとうれしかったです。
ということで、記念に「わたしが好きな絵本」をピックアップしてみることにしました。
(好きな順に掲載しているわけではありません。適当です。)
ama-shinon.hatenablog.com
●シゲタサヤカさん
シゲタさんは「好きな絵本」ではなく「好きな絵本作家さん」ですね。
シゲタさんの絵本は、基本的にはどれも好きなのですが、迷った結果、ここでは「おいしいぼうし」を載せました。
「あなたのぼうしでしたか!」という面白さや、その後のやりとりが好きなので。
●ヨシタケシンスケさん
これも「好きな絵本」ではなく「好きな絵本作家さん」ですね。
ヨシタケさんの絵本は、ちょっぴり考えさせられるというか、深いなぁと思う部分が多いので、つい買ってしまいます。
そんな中、あえてここでは「おしっこちょっぴりもれたろう」を挙げておきます。
●ぞうくんのさんぽシリーズ
これは、3冊シリーズになっているのですが、1冊だけじゃなくて、3冊続けて読むと笑えます。
同じパターンなので。
●きょうのおやつは
これは、話の内容ではなく、絵というか、仕掛けに感動しました。
鏡みたいになっていて、うまく開けると、立体的に見えるのです。
シロップをトローンと垂らすシーンはリアルすぎて、ことあるごとにそのページばかり見てしまうのです。もう大人なのに。
純粋編:下巻につづく
おわり。
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【絵本300冊突破記念】わたしが好きな絵本。(純粋編:上巻)
このGWに本を数冊買いました。
その中には絵本もあります。
帰宅して、本の記録を見ると、絵本購入数(自分のために買ったもののみ)が、なんと300冊を越えていました。
理想は1000冊くらい欲しいので、まだまだなのですけど、ちょっとうれしかったです。
ということで、記念に「わたしが好きな絵本」をピックアップしてみることにしました。
(好きな順に掲載しているわけではありません。適当です。)
●ゆうちゃんとめんどくさいサイ
なんか知りませんけど、昔っから好きやったんです。
なんででしょう。
絵は不気味ですし、話も清潔感がないので、魅力はなさそうなんですけど、なんか惹かれていたんですよね。
●せんたくかあちゃん
これも、なんか知りませんけど、好きなんです。
洗濯して、きれいになるのが気持ち良いからですかね。
このあと「あめふり」がどうたらこうたらという続編もあります。
●11ぴきのねこシリーズ
教室ではあまり読みませんけど、この馬場のぼるさんのシリーズも小さいときから好きなんです。
絵とか世界観が良いですよね。
この絵本を読むと、小さい頃にこの世界に入ったような気分でわくわくしながら読んでいたことを思い出します。
●クレヨンからのおねがい
これは、数年前に読書感想文の課題図書になっていたときに知りました。
それぞれの色の言い分というか、キャラが面白いので、一人で読むと癒されますし、読み聞かせに使っても楽しめます。
純粋編:中巻につづく
おわり。
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「こどもの日」にちなんで、今年は本を5冊紹介する。
ちょうど1年前、こんな記事を書いたそうです。
ama-shinon.hatenablog.com
なので、今年もしてみることにしました。
今年は、5冊です。
自分で勝手にやってみているだけなんで、ルールなんてどうでも良いのですけど、
「昨年のこどもの日以降に買った本の中から選ぶ」という基準でやってみました。
●その1:児童憲章のえほん
「児童憲章のえほん(訳:塚本やすし)」
「こどもの日」と言えば「児童憲章」です。
これは、その児童憲章の内容ををわかりやすい言葉で紹介している絵本です。
それにしても、この児童憲章の内容を知っている人が世の中にどれくらいいるのでしょうか?
きっと少ないのでしょう。
知っていて、その通り実行できていたら、今のような社会にはなっていないはずです。
つらい思いをしている子ども(元・子どもである大人も含む)は、もっと少ないはずです。
●その3:子育てのきほん
「子育てのきほん(佐々木正美)」
久々の佐々木正美さんの新刊です。
(佐々木正美さんはもう亡くなっておられます)
「いくら抱いても、いくら甘やかしてもかまいません」というような55のメッセージが書かれています。
真新しいことが書いているというよりは、これまで佐々木さんが言われていたことがまとまっているなぁという感じがしたのですが、それもそのはず。
以前出版された「どうか忘れないでください、子どものことを。」に少し追加したのが今回のこの本だ、ということが後ろのページに書かれていました。
わたしは、「幼少期の周りの大人の関わりがその子の人生を左右する」と思っています。
なので、佐々木さんの言われることは、定期的に自分の中に染み込ませたいです。
(と言っても、なかなか染み込みませんが)
●その4:子どもの脳を傷つける親たち
「子どもの脳を傷つける親たち(友田明美)」
「マルトリートメント(不適切な養育)が子どもの脳を変形させる」という内容が書かれています。
不適切な関わりというと身体的な虐待(体罰)が思い浮かぶかもしれませんが、日常生活の中のささいな関わりが「不適切」であるということも多いです。
そのせいで、大きくなったときに苦しい思いをしている人は多いと思います。
●その5:いつかあなたがおおきくなったら
「いつかあなたかおおきくなったら(エミリー・ウィンフィールド・マーティン)」
ただただ素敵な絵本です。
「ずっと おうえんしていたよ あなたが あなたになることを」
以上、5冊です。
ちなみに、紹介した5冊は「おすすめの本」というわけではなく、あくまでも「こどもの日にちなんで紹介しただけ」です。
でも、こうやって見てみると、どれも「子どもに関っている大人たちに伝えたい本」のような気がします。
そうです、子どもの日は、子どもの幸せを願う日みたいなものなので、そのためには、やっぱり大人がしっかりしないといけないのです。
まだまだ世の中には、子どものことを下に見ているというか、力で押さえつけようとしている大人が多いとつくづく感じます。
自分自身も時々そうなりがちなので、そうならないよう気をつけていきたいなと改めて思った子どもの日でした。
●おまけ
本当の意味で「子どもの日にちなんだ本」はこれです。
「げんきにおよげ こいのぼり」
おわり。
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絵本「おおかみのおなかのなかで」がおもしろかった。
先日、久々に絵本を買いました。
元々、わたしは、「ちがうねん」「しってるねん」「みつけてん」のジョン・クラッセンさんの3冊の絵本を持っていました。
その流れで、マック・バーネットさんという人とジョン・クラッセンさんが作った絵本「サンカクさん」「シカクさん」という絵本を買っています。
ama-shinon.hatenablog.com
で、今回、その流れで「おおかみのおなかのなかで」を手に取ったわけです。
パラパラッとみて、すぐに買うことを決めました。
クスッと笑っちゃったので。
それにしても、この絵本の魅力はなんでしょうね。
ジョン・クラッセンさんが描く「なんとも言えない動物の表情」が好きなんでしょうかね。
「ちがうねん」を思い出させる飄々とした表情というか、なんというか…。
もちろん、話の内容も面白いです。
「サンカクさん」「シカクさん」は、ちょっとイジワルな雰囲気もあるのですけど、これはそれがないので読み終わったあとの気分も良い感じです。
まだ、子どもたちには紹介していないので、見せるのが楽しみです。
おわり。
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久々に本屋に行ったら、待ちに待った「シカクさん」が売っていた。
昨日、久々に本屋さんに行ってきました。
本屋に行くなんて、1ヶ月以上ぶりです。
2学期に入ってからは、行く間もないくらいくたくたな日々だったので。
で、店内をうろうろしていると、見つけました、「シカクさん」。
これ、1年くらい前に「サンカクさん」を買ったときから、ずっと心待ちにしていた絵本なのです。
ama-shinon.hatenablog.com
この「シカクさん」は、わりとシンプルな絵本でした。
前回の「サンカクさん」は、いじわるチックなものだったので、それに比べると、ちょっと拍子抜けという感じがしないでもないですけど、たまにはこんな絵本も良いです。
ちなみに、この1年前の記事を読んでわかったのですけど、昨年も9月は本屋に行けなかったそうです。
毎年、同じような生活をしているのだなぁと改めて思いました。
おわり。
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